日本化学機械製造の環境設備機器

直接燃焼式脱臭装置は、臭気ガス成分の発火点以上に、処理温度を保持し、同時に一定以上の滞留時間を取ることによって、臭気成分を瞬時に酸化分解する方法です。 物質にもよりますが、一般的には処理温度を650～800℃で高温酸化分解する方式です。 触媒式脱臭装置では処理できない触媒毒(Si,S,ハロゲン等)を含む臭気ガスでも、本装置では処理可能であり、幅広い臭気ガスに対応可能です。

• ①高い脱臭効率が得られ、信頼性が高い。
• ②触媒式脱臭装置における触媒、吸着法における活性炭のような要素がないため、脱臭効率の低下が起こることが無い。
• ③ほとんどの有機溶剤処理に対応でき、非常に汎用性が高い。
• ④臭気発生源の負荷変動による脱臭効率への影響はほとんど無い。

従来、活性炭吸着法で処理していましたが、燃焼式を採用したいという客先の要望で本装置を導入しました。
触媒毒物質が含まれる為、触媒式でなく直接燃焼式脱臭装置を採用しました。