触媒式脱臭装置は、150~350℃の低温で完全燃焼できます。このため、窒素酸化物の発生が少なく、低NOX燃焼が可能です。
また、酸素濃度の低い排ガスでも燃焼できます。
ガス種類として、トルエン等のVOCをはじめ、アンモニア等の窒素化合物まであらゆるガスに対応できますが、原ガス中の混合物、臭気物質の種類によって処理不可能な物質や、触媒性能を低下させる物質もありますので、ご相談ください。
臭気ガスを加熱器により、酸化に必要な温度(約150~350℃)まで加熱します。加熱された臭気ガスは、触媒反応層に入り、触媒と接触することにより酸化反応し、分解、脱臭されます。浄化されたガスは、熱交換器(廃ガスの熱を回収、臭気ガスの予熱に利用)を通り、大気に放出されます。
・アンモニア除害装置 ・VOC無害化