TOP > 製品情報 > バイオリファイナリー > 爆砕装置 -前処理工程として-
当社は20年ほど前より木材の主成分であるセルロース、リグニン、ヘミセルロースを食品、化学原料、ファインケミカルとして有効利用するために、セルロース・ヘミセルロース・リグニン等を抽出分離し易い形状に変換、粉砕できる“爆砕装置”を開発して各研究機関にテスト機を納めています。
一般的に植物性バイオマス原料木材チップ・ワラ・草等のセルロース廃棄物は細胞壁のセルロース及びヘミセルロースはリグニンによって頑固に保護されているために、加熱器で発生させた高温(250℃)、高圧(5MPa)の水蒸気を注入して一定時間保持したあと、瞬時に受器に大気に放出させることで数ミリ程度に粉砕し、抽出分離し易くします。