TOP > 製品情報 > バイオリファイナリー > マイクロ波処理装置 -反応工程として-
マイクロ波を使用すると、通常の外部加熱の1/10~1/1000の時間で、高収率に、選択性の高い反応が進行することが、多く報告されております。また、無触媒で高効率に進行するマイクロ波合成反応なども報告されており、クリーンで省エネルギー、環境にも有利な点がマイクロ波には多数あります。
本装置は、マイクロ波による誘電加熱原理を利用した装置です。対象液を、供給ポンプによって、照射器内に組み込んだセラミック製照射管内に供給し、マイクロ波発振器から発振されるマイクロ波をセラミック管を通し内液に照射することにより、連続的に加熱を行なうことができます。また、本装置は耐圧構造で、圧力制御弁によって加圧状態に保持するため、高温・高圧処理(3.0MPa・250℃)が可能です。さらに、照射管内には撹拌機を設けることも可能で、ムラのない均一加熱が実現できます。